振り返る(´・ω・`)


祝・映画出演。いや、正しくはW主演なのか?なにはともあれ、次作が決まったということはめでたいこと。公開が来年(!)ということなので、その間にまだ何かぶっこんでこられそうな気はしますけどね。なんにせよ、楽しみです。二宮さん自身に別段の不安はないので、あとは脚本とか脚本とか脚本とか‥演出とか‥色々頼みますって感じですかねぇ。*1 GANTZは世界観とか私好みだったのもあってよかったけども、大奥は如何ともしがたい感じだったので、今回はどーなるかな。東野さんの作品はあまり食指が動かないので、原作も未読のまま公開を迎えることと思います。


ってことで、仕事が休みなのをいいことに『流星の絆』を第1話から全話見返してみた。全話は放送後初めてじゃないかと思うのですが、すべてをわかってから見る第9話の辛さよ。思わずこっちがかわいそう村の村長だよ!三浦友和をキャスティングとか盤石すぎる。


なかなかこうやって全部を見直そうっていうドラマも少ないし、振り返ってみるとまた新たな発見があって楽しいです。連ドラ始まってすぐに、このドラマはしっくりこない‥とほざいた私ですが(笑) 多分私の中では、「両親を殺された幼い兄弟」「復讐」「遺族が笑ったっていい」というところからイメージするものと、実際に放送された1話のギャップが激しくて、受け入れられなかったんだろうなぁ。なんだかんだ言っても悲しみ一辺倒‥というか、悲しみに征服されてなきゃ、みたいな。でも、時間は経つし、生きていく中でずっとそんな感情だけを表に出してくなんて無理だよと今になって思う。人間本当に悲しいことや辛いことはそんな表に出せないし、反対のどうでもいいことに一生懸命になったり夢中になったりしてバランスとったりするもんだし。だからこそ、ふと我に返った時に悲しさが押し寄せるっていうか。そんなこと、自分自身もわかってるはずなのにねぇ。ともかく、悲しみと可笑しみのバランスが絶妙で、クライマックスに向けてどんどんと胸を締め付けられたですよ。今更また何をかいわんや、だけどもいいドラマだった。二宮さんだけじゃなく、普段苦手なにっきどくんもこの次男坊はドンピシャハマったと思う。戸田ちゃんはもちろん。いい人御曹司キャナメも、ポストイット桐谷くんもな。今回も「けつこんつ!!!!」に腹よじれたわ。


で、次作も二宮さんに不安はないと言っているけれど、それはあくまで完璧なものを仕上げてくるだろうということであって*2、私が本当に望んでいるのは、二宮さん自身が自分で制御できなくなるようなお芝居。もちろん今までもあったのかもしれないけど、それをそう見せないことも上手そうだからな、あの人は(苦笑)

*1:別にJのドラマがどうとか言ってるわけじゃないよ。たぶん‥

*2:それはもちろん凄いことなのだが‥